リプルニュース2004年1月号
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恒例になっております初日の出クルーズは今年も行われました。
今年の参加者は増田さんお一人の参加者だけでしたが、冬の星座がはっきりと認識できる満天の星空の中での出航準備が始まりました。

れにしても寒い。デッキは凍り付きつるつると滑りながらです、それこそ海に落ちないようにと緊張の中での出航準備でした。
06:00少し過ぎたところで舫を解きするするとRIPPLE号は東京湾中央に針路をとり進んでいきました。
出航時は晴天のようであり、また風もなく素晴らしい初日の出を予感させる状況です。途中米軍の軍港をスタボーに観ながら艇を進めましたが、イージス艦クラスの艇であろうか鑑の中心を頂点にしてバウ、スタボーに富士山のような電飾が施されていて、まるで民間の飾りのようにも見えました。

RIPPLE号は進むにつれ空が白々として来るのと合わせて、東の空が薄い赤みを帯びてきて、初日の出が昇るであろう東の空の状況が認識できるようになると、細長い数本の雲が房総半島上空に懸かってはいるのが確認でき、状況としてはまずまずの状況だなーーと思いました。
そんな安心感もあり周りを見渡すと変な飛び方をする鳥が我々の前を大挙して飛んでいくのである。海猫の飛び方とは違うしやけにカー、カーと言いながら横浜方面に向かってそれも海の上を飛んでいくのです。それはなんとカラスの大群でした。米軍基地の森をねぐらにしていたと思われるカラスが横浜方面の餌場に向かって飛んでいくのです。山でのカラスは自然ですが海を渡るカラスは何とも不思議な光景でした。

6:30頃周りのことがはっきりすると対岸の工業地帯の様子も手に取る様に見えるようになりました。空気が乾燥している性なのか分かりませんがものすごく近くに見え、こんなに近くだったかなーと錯覚の世界でした。2本の高い煙突も見え立ち上る煙もはっきりと見えましたが、なんと2本の煙は真横に延びているのである。増田さんと「向こうは結構吹いているんだなーー」なんてのんきな会話でした。しかし、時間が経つに連れ海の様子が騒がしくなってきてしまいました。北の風が吹き出し海は白波も確認でき、リギンはあのいやな音を出しだす状況になってしまいました。艇も大きなゆりかごのように波に翻弄される様になりましたが、「ゆりかごのように気持ちがいいね」なんて言っていると増田さんは、「今回は初心者がいなくて良かったですよ、いたらもう二度とヨットに乗らないね」とのこと。
それにしても当日の東京湾はものすごく静かでした。浦賀水道航路を行き交う船は2〜3隻、見渡す限り初日の出のために海上に出ている艇は我々だけです。
そんな海上の中での状況ですが、本番の東の空はといいますと、細長かった数本の雲があれよあれよという間に、それも日の出の時刻に会わせたかのように30分ぐらいの間に太く成長しだし、日の出の進路と思われる処を見事に塞いでしまったのである。なんてこった!!!!。そうこうしている間に日の出の時間になり今年もダメだったかと思いましたが、なんと日の出の進路にピンホールのような穴が開き、なんとそこを奇跡が起こったかのように2004年の太陽が通過したのです。正に奇跡!。
そしてかなりの遅い時間でも良いからまん丸の太陽を少し上空で拝もうと思っておりましたが、今度は綿雲がクラゲのように発生しだし、それが見る見る大きくなりついには我々上空まで成長してしまいました。東の空の雲の切れ間からはまるでルネッサンスの宗教画のように太陽光線が、太陽が有ろうかと思われる処の中心から細いのや太いのが何本もの真っ直ぐな光がもれているのです。これだけでも価値があっったなーと思いつつ、増田家作のおせち料理を食べながらしばしルネッサンスの宗教画を楽しんだのでした。そして東京湾奥の方に目をやると、横浜北部の方はしっかりと太陽があたっており素晴らしい初日の出だったことが伺われましたが、ランドマークタワー付近までは我々と同じ思いの初日の出だったことと思います。

して08:30頃二人は日の出を諦め進路を母港に向けたのでした。ジャンジャン。と言うところですが当日はもう一つの大きなハプニングがありました。母港に入港する前に米軍の軍港があるのですが、イージス艦クラスの軍艦15隻が所狭しと停泊しており、なんとインデペンデンスも停泊しているではないか。なかなか見れる光景ではありません。こんなに軍艦が集結しているところを観たのは初めてです。常時立入禁止区域と分かっていてもより近くで観たい衝動に駆られ、なんと艇を進めてしまいました。大きな大きなインデペンデンスがさらに大きく見えるところまで近づと、オイルフェンスとは違ったフェンスが張られ、海上からの進入をしっかり
ガードしてありました。そして、さらに近づくと監視艇2艇が我々に警笛で威嚇をし、超スロースピードでバウを合わせRIPPLE号に近づいて来るではないか!。そこで我々は事の重大さを知り、大きな弧を描きながらその場をUターンをして後にしたのですが、緊張が走る時間でした。時期が時期だけに我々よりも監視艇の乗員の方が遙かに緊張したことと思います。この場をお借りしましてお詫び申し上げます「ごめんなさい!」。

そんなわけでリプルも走り出しました。今年も宜しくお願いいたします。


る1月17日(土)新年会を行います。
昨年の忘年会、今年の新年会は私自身静かにしておこうと考えておりましたが、新年会は何時やるのと言う問い合わせが何件か有りまして来る17日(土)に行います。
時間は10:30からリプルのクラブハウスにて鍋で行おうと思います。
会費は飲み物付きで2,000円くらいを考えております。今年のスケジュールなんかをつまみにいらしてください。
お待ちしております。

昔前はこの寒さの中でディンギーをお出しになる方がいらっしゃいましたが、さすがに今は皆無と言っていいほど海には出なくなられました。
カヌー、釣りの方はごく少数ですが元気な方がいらしゃいます。
でも、我々はヨットマン!。海に出ましょう!。
そこで、RIPPLE号をお借りして竹岡ラーメンクルーズを2月に行います。日にちは新年会の時にでも決めたいと思います。
ただ、漁港は水深が浅いためご希望の日程になるか分かりませんが、潮汐表と照らし合わせ決めましょう。
片道2時間程度のクルーズ。冷えきった体であの熱々ラーメンを頂きましょう。
途中浦賀水道航路横断という緊張を強いられる処を是非ご堪能下さい。
2月号でご連絡いたします。しばしお待ちを。

ポケット君ですが昨年暮れから一大プロジェクトが結成され凄いことになっております。
ポケット君のハウスの事です。何でも断熱材を入れた壁、夏の蚊対策の網戸、その他色々とプロジェクトの方は休みを利用して少しずつ進んでおります。聞くところによりますと2月末頃の完成とのことです。私にも分かりません。
その都度写真に納めておきますのでリプルニュースにてご報告いたします。

P.S. リプルの会員になったら『ディンギーあげるキャンペーン』を行っています!

お問い合わせはTEL,e-mail:info@ripple-sc.com まで、、

 

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