リプルニュース2001年10月号
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去る9月9日恒例になっております『ディンギーピクニック』が行われました。
でも、またしてもにっくき台風接近のためクラブハウスでバーベキューのみとなってしまいました。 海上は昨日迄のうねりが嘘のように無くなっていて、風も強からず台風接近の情報を知らなければそのままセイリングに出てしまう状況です。
でもよく有ることで、うねりが発生していたのに嘘のようにフラットになり、何時間後には又『ド、ドドーーーーン』となるのです。
空は真っ黒な雲がゆっくりと移動して、残念ですがシートを張ってのバーベキューと相成りました。 それにしても陸上班は元気だ。セイリング班が続々欠席するなか『男の遊びは雨天決行』と手早く雨対策をする人、買い出しに走る人、料理の下ごしらえをする人、程なくして午前中から宴会の開始です。
特大のローストビーフ、国産上カルビ、若鳥の香味焼き等などです。
鉄板、網、ダッチオーブンは振る稼働。
久しぶりに再会したメンバーは食べて、呑んでそして話しに夢中になるのでした。
そして、午後になると案の定うねりが出てきました。すると、藤倉さんがカヌー教室を行うというのでほぼ全員が海に出る支度に早変わり。腹こなしを兼ねカヌーでサーフィングを行いました。中には完璧にはまってしまった人もいました。
暗くなるまで話しは途切れず、電車で帰るのもおぼつかなくなった私は、呑めない人に送ってもらう羽目になるほどでした。
来年は好天ののもと荒崎の小さなあの入り江で行いたいですね。
参加者の皆さんお疲れさまでした。

     

去る9月22日〜23日まで『リベンジ・セミロング・クルージング』が行われました。
例年ですと、梅雨明け10日間の間に伊豆七島のいくつかの島巡りクルーズを行ってきましたが、今年は台風の接近のためやむなく中止になってしまっていたのです。
当日夜半に大きな寒冷前線が通過し、特大の移動性高気圧が張りだし始めた気圧配置です。
朝起きてみると窓から見える木々が大きく揺さぶられていて、海上の状況は直ぐさま理解できてしまう状況なのである。
でも、希望の持てる気圧配置なので気持ちとしては暗くはありませんでした。
電車、タクシーを乗り継ぎRIPPRE号に到着するとすでに出航準備が始まっていて早速私も加わり程なく完了。
しかし、周りの艇のリギンがピューピュー。
10時前1度もやいを解いて湾の外に出ようとしたのですが東京湾は大荒れ。負け犬の様にしっぽ巻いてUターン。
ビーフシチューを作りながら風待ちを余儀なくされてしまいましたが、お昼近くになり、日没との関係、民宿のキャンセルなどでGOか否かを決定しなければならない時刻になってしまいました。
小池さん、増田さんと私で徒歩で東京湾の状況を観に行きますと、2時間前とは少し落ち着き、我々のレベルでも乗り切れるという結論に達し、富浦港で食べる予定でしたが、急いで出来上がったビーフシチューで腹ごしらえをして12:10出港。
全員、ライフジャケット、ハーネスを装着し、3ポン、ストームジブでNEの風25ノット〜32ノットの中、東京湾の大きな波にもまれながら7〜8ノットでクオーター1本で一路房総は富浦港を目指しました。
途中の米海軍横須賀基地沖は、例のテロの為いつもとは違う監視艇が何隻もちらばっていて重々しい光景でした。
大きくもまれる中2〜3名の軽い船酔いの人が出たものの、4時少し過ぎには田舎らしい富浦港にもやいを取ることが出来ました。
全員で『きのえ荘』で夕食と風呂お頂き、民宿で泊まる組とRIPPLE号で泊まる組に分かれ眠りに着いたのでした。(な、わけないよね!)
もちろん、両班はデッキのうえでオイルスキンを着ながら夜遅くまで呑みました。(いろんな年齢、職種、考え方、生きてきた人生観、話しても話しても話題は広がるばかり)。
明けて23日。
日の出前に起きた私は近くを散歩。
風はというとNの風ピューピュー、どないしたんだ!。高気圧圏内に入っていて今日のクルージングは機帆走を予定していたのですが、これじゃークローズホールド真上りじゃん。
昨日よりは気持ち落ちたものの相当の航海が予想されました。皆思い思いの朝食をとり09:30出航。
昨日の出で立ちで、またも3ポン。追っ手と違い、時折デッキはバウですくった海水がコクピットまで洪水の様に流れてきます。
昼飯は竹岡港近くの行列の出来る例のラーメン屋と決めていたのですが、何と入港したのは見知らぬ港。何かいつもの竹岡港とは違っているなーと思っておりましたが、アルコール性痴呆症になってしまっていた私は皆を信じ上陸しましたが、全員が気が着いたのは何と徒歩2〜3分位経過してからでした。なんてこった。でも偶然にも海図にも乗っていない新たな港を発見したことはこれからの楽しみの一つとなりました。正にコロンブスの新大陸発見みたいな気持ちになりました。
急いで再上陸をしてラーメン屋にたどり着きましたがなんと、運動会のため休業。
仕方ないので近くの中華料理店で昼食。チャーシュー麺をお願いしましたがそこそこのお味でした。
お腹も落ち着き一路母港を目指しました。
途中夕焼けの中にくっきりと黒く写出す富士山と、海面が黄金色にきらきらと輝く中でのクルージンは、今回のクルージングの最後の大自然のプレゼントみたいで、参加者一同は感動の中18:00、なんと往路の2倍の時間でもやいを取ったのでした。
今回参加しましたのは、毎回参加の村瀬さん、ご子息が誕生のため2年ぶりの参加の高田さん、冷静沈着の小池さん、風邪で大変でしたが海大好きな高尾さん、メインシェフとして旨いビーフシチューを作ってくれた増田さん、一番若かった(20ん歳)女性の青木さん、今年ディンギーのスクールを終了し会員になりました竹原さん、山本さん、時々遊びに来ている安子さん、とその友人のアメリカ人のビル、と私の11名でした。
日数的には短かったのですが、あの荒れた中皆の総力で楽しい思い出が出来ました。
みなさんお疲れさまでした。
そして、ありがとう。
この様子を竹原さんがホームページにして下さっています。
ご覧になりたい方はこちら(http://www.j-infonet.com/rsc/)にどうぞ、

     

ここ長浜沖はお土産には事欠かない状態になっております。
いなだ、そうだ、めじ、いわし等など。
でも、私的には真鯛狙いでかわはぎが寄ってきてしまったらかわはぎと決めています。
釣方は真鯛竿、60号、沖アミでばんばんです。着底したら糸ふけを取るという邪道な釣りですがこの時期良く釣れてしまいます。

     

リプル農場は現在、しその実が熟すのを待っています。塩漬けにし振りかけが旨いんです。
ポケット君は毎日、だれかだれかの会員さんにかまってもらって幸せな毎日を送っています。

     

P.S.  リプルの会員になったら『ディンギーあげるキャンペーン』を行っています!

 お問い合わせはTEL,e-mail:info@ripple-sc.com まで、、

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