リプルニュース2001年3月号
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ここ長浜は学生さんのヨットクラブの人達が練習を開始しだし、久しぶりにぱっと目にはセイリングが盛んのように映りだしました。
ボートショーも無事終りいよいよ本格的なセーリングシーズンの到来ですね。
まだまだ一般のセイラーは少ないですが、徐々にこの浜も今月くらいから賑やかさを取り戻すでしょう。
でも、この時期は思いもよらない強風が吹くことでも有名な時期でもあります。
春一番に始まり、春の嵐、そしてメイストームと季節によって呼び名が変りますが海はぐちゃぐちゃ、セイリングそして釣りなんてとんでもない強風になります。
ところで春一番の定義ですけど、皆さんは既に承知の上と思いますが、以下の様になっているとのことです。
(1)立春(2/4)から春分(3/20)までに吹く強い風(その年の初めての強い南風という説もあります)
(2)その風が南風
(3)風速8m/s以上の風
(4)前日より気温が高いこと(2/28の春一番は前日より低い地域が多数有り。分かりません)
(5)日本海に低気圧があること(2/28の春一番は日本海に低気圧が有りませんでした。分からん)
(ちなみに、昨年は春一番が無かったということでマスコミを賑わせました。)
となるそうですが、又別の定義では春一番はマスコミで春二番、春三番というように言われていますが、とにかく春の強い南風の総称を春一番と呼んでいる処(壱岐、対馬などの漁師言葉)もあるそうです、そもそも語源はこの地域の漁師言葉が全国区になったそうです。
この時期大きな移動性の高気圧の西には、このような強風をもたらす低気圧が有るかもしれないという意識でセイリング、釣りを楽しんでください。

     

今回の『えひめ丸』の衝突事故は同じ海の仲間として大変心を痛めております。
ご家族の満足いくよう最良の対処をしてくれることと信じています。
潜水艦の浮上といえば私も20年前にもなりますが経験があります。
その時はシングルハンダーで長浜海岸数マイル沖をセイリング中、突如真っ黒いどでかい物体が海面に現われたのです。何も無い海面にですよ。
これだけ緊張緩和の今の世の中でしたら「観に行こうぜ!」なんて、その物体に近づきマーク代りに回航なんかしてしまうかもしれませんが、当時の気持ちはとにかく恐怖心でいっぱいでした。
青い空と海、そんなルンルンの場所に、思いも寄らない真っ黒なおよそヨットとは縁遠い「戦の代物」が100m位前に浮かんでご覧なさい、恐怖心が先にたちすぐにユーターンして来たのでした。でも迫力有りました。
これは無理もないことで、その後徐々に分かったことですが、この近くの城ケ島灯台と川奈崎灯台を結んだ線の以北全海域が日、米両軍の潜水艦の練習海域になっているとのことです。
そこでだ、我々のセイラーのセイリングとオーバーラップさせると、これからはオンザロック以外にも海面下のことを危機管理しなくてはならないのかな〜ー。
というのは、日頃の日中のセイリングはともかく、通常西伊豆クルージングの時は参加者の仕事の都合とか向こうに行ったら朝から遊びたいので、ナイトクルージングが通例化しているのです。
西伊豆クルージングの航海は通常我々は一気にの爪木崎(Fl 4s 38m 17M)は潮がきついので、先ず門脇崎(Fl 10s 37m 17M)を目指し川奈崎(iso 4s 54m 19m)スタボー正横で転針し、反流に乗り伊豆半島2〜3マイル沖を南下していくコースで航海していきます。(下田付近のいやらしい根の処に来る頃は夜も白々、目視ができ安全です)
先ず、城ケ島を起点にすると我々のコースと境界線とはオーバーラップはしませんが、諸磯を起点にすると境界線すれすれではあるが、約10マイル位は練習海域を航行することになるのです。
これからは、約2時間位は緊張を強いられる航海ですね。
日米の艦長さん、時々境界線付近を航行していますので浮上の時はどうかお気をつけあそばせ。オネガイシマス!。

     

久々に明るい話しが新聞に載っていました。
来る2002ー03、ニュージーランドで行われるA杯に関西財界人の社団法人として組織する『関西ヨットクラブ』が名乗りを挙げました。
すでに、ニッポンチャレンジ(山崎達光会長)は資金難のため挑戦は断念していたのですが、よくぞ名乗りを挙げてくれました。
この不景気の中、通常100億円はかかるという経費を15億円で賄うとか、外国に売り渡したニチャレ号の買い戻しとか、過去3回の人材のノウハウの会得とか、スポンサーの確保とか、この先難題の多い船出ですがヨッレースの最高峰『アメリカズカップ』挑戦という火を消さないで欲しいものです。
ガンバレ『関西ヨットクラブ』。(ヤフージャパンで直ぐ検索できます。まだ、このニュースはリニューアルされていませんでしたけど)
そういえばS証券がバブルの時に単独で挑戦しようとしたことがあります。
第一歩としてディンディーから人材を育てようとしてここ長浜で練習していたのです。壮大な構想でしたね。
でも、ご存じのような結末に成ってしまいました。残念。

     

そろそろ甘鯛も食べ飽き、次の魚種はなんて考えている今日この頃ですがやってきましたよ。
真鯛が。
定網周りです。kgはいきませんがそれ近いものが来ています。
それも水深30mそこそこです。
真鯛といえば5月位からの魚種ですが、一昨年会員の岩元さんが2月下旬だというのに試し釣りをしたところ大釣れし、それからこの時期になると真鯛狙いとなりました。
岩元さんは、最初はこんなところでこんなのが釣れる訳がない、これは養殖真鯛が逃げてきたやつで美味しくないからといって人にあげていましたが、よくよく観ると正真正銘の天然ものでした。
坊主覚悟の真鯛釣りといわれますがどうしてどうして、ツ抜けは無理ですがおすそ分けは確実です。
かつて、釣り仲間の小原さんと行ったときのことですが船中17枚という記録あります。
この時期、凪いでいても天候が急変することがありますので、夢中にならず早め早めの帰艇を心がけて下さい。

     

リプル農場ですが、きぬさやいんげんは白い花がばんばん咲きますが結実しないんです。
これは、まだ昆虫がいないため受精しないのかなー?。
咲きはするんですが下の花ほうから枯れてしまいます。
やはりもう少しの辛抱なのかな。
ほうれんそうですが、毎日お昼のカップラーメンのお供になっていて大変助かっています。
また、かつて栽培した「からしな」の種が残っていたのか10株くらい生えてきてぐんぐん成長し2〜30cmになりました。もう少し経ったら糠付けにしよっと。

     

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