リプルニュース2001年5月号
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サーて、皆さんお楽しみのゴールデンウイークがやってきましたね(といってもここを覗いた時は終っているかも)。ディンギーは相当天気がよく暖かくないとまだウエットが必要かも。単パン・Tシャツでのセイリングの季節はすぐそこですね。
天気が良ければお昼をはさんで前後1時間ぐらいでしたら真夏のスタイルでできますよ。
また、ディンギーに乗らなくとも無料レンタルバーベキューセットが有りますので、ご家族、仲間同志で五月晴れの中、一日中海を見ながらどうですか?。
そして、リプル号は風巻さん・桧山さん・武藤さんグループが30日にワンデイクルーズ、増田さんグループが3日にワンデイクルーズの予約がありますが後半の連休は予約が入っておりません。
セイリングをご希望の方はメールなり電話で予約をどうぞ。
又、この季節メイストームとか、晴天でそして上空に寒気が入っているとき突如起こるダウンバーストなんかに気をつけて楽しいセイリングをしてください。

     

今年度の夏のロングクルーズの日程が決まりました。
7月26日(木)夜より29日(日)に行います。
行き先は恒例の七島巡りですが、当地は大変なことになっているので今年は見合わせましょう。
スケジュールですが船中1泊(26日)、西伊豆妻良1泊(27日)、大島1泊(28日)の予定です。
参加者は早めの休暇届け、仕事の段取りを願います。
それに先立ちリプル号のお掃除のため京急マリーナまでの回航を7月22日(日)早朝より行います。
回航のお手伝いして下さる方も同時に募集いたします。
出航時刻等は近くでおしらせします。

     

回航『喜怒哀楽』シリーズの今回は『怒』です。
前回の喜はバブルの初夏、今回の怒はバブルが弾けた初夏の季節です。
今回の怒の回航艇はヤマハ21Cです。
たかだか30数マイル、片手間仕事だなーと思って引き受けました。
いつものI氏と私と何故かスナックのママと3人のクルーズです。
我々はワゴン車に乗せられ東京湾フェリーで東京湾を渡り、着いたのは外房は千倉漁港。
ここはフィッシャーマンズマリーナになっていて、漁船とプレジャーボートが同居しているところです。
なかなか理解のある漁協である。
そんな中に我々の今回の回航するヤマハ21Cを見つけ早速出航準備。
わりかし奇麗な船。そのときは。
出航準備も整い、もやいを解いてサー!、京急マリーナまでのクルーズだ!。
と、バウ着けでしたのでアスターンにいれスロットルを上げるが『動かない』!!!!!。
うんとも、すんとも動かない。
とっさに思ったのはもやいロープがペラ、シャフトに絡み付いたか。
すぐに、クラッチニュトラル。
普通ヤンマー1GM位だと機関停止になるのです
でも、エンジンは快調。
一瞬?????。でした。
普通、停泊艇を回航するときは艇の状況とボトムの状況を確認してから受けるかどうかを判断するのですが、業者は確か艇全体レストア済みと言っていたのでそのまま信じたのが『怒』の始まりです。 まさか!。と思いパンツ1枚で潜ってみると(水中めがねは回航には必需品です)、このやろー!!!!!!っ。
の世界でした。
ペラではなく団子2個。
ボトムはびっしり!!!。『ふじつぼ』です。
バカヤロー!!!、ふざけるなーーーー!!!。の感じです。
Tシャツ、軍手はしているが全身傷だらけ。
でも、やんないと出航出来ないので小一時間も潜っては削り、潜っては剥ぎ落しを繰り返し何とかになるころには
くたくた、へろへろ。ふざけんなーーーー。という感じでした。
そして、終ったときにはまさに敗戦兵士の様なタオルぐるぐる巻きのクルーが一人、デッキの上ではーはーしていました。
こうゆう売却主はヨット仲間にはなりたくないなーと痛感いたしました。
でもって、出航!。何だかんだで11:00位だっと思います。
港の中で艇速確認。
うううむっ!。もう少し奇麗にしようかと話合ったのですがセイリングで行けば大丈夫だろうとなり、おぼつかない艇速で(2〜3ノット)港を後にしました。
出航して直に第2の怒が待っていました。
普通三浦半島辺りでセイリングするときには、定置網は固定されていて針路は簡単に予測できるのであるが、外房は違っていた。
我々の進む前方で漁船が近づいて来たと思ったら、やおら陸の方から沖に向かって網を入れていき、我々の行く手を阻むではないか。
そして、漁師さんは我々に向かい沖から回れと大きなジェスチャーで訴えているのである。まー、海の上では漁労中の船舶は最も権利のある船舶なので当然のように迂回をしましたが、暫くすると又同じ光景、そしてさらに沖出ししてもまた同じ光景。
我々の針路が悪いのかまったく分かりません。
うんざりと共に変った魚方があるものだなー思いました。
これも少し怒。
白浜港沖、野島崎沖、富崎港沖、と進んで来たが期待の風が吹いてくれない。機走オンリーでのおぼつかない艇速での航海はマイルが期待道理に伸びずこれも怒。
昼もかなり過ぎた頃ようやく州崎沖に到着しましたが、”傘が無い”じゃ無くて風がない。
ここでは最大の怒が待っていました。
ご存じのように州崎沖の沖の山という処は周りの海域より水深が急に浅くなり、時にもよりますがもろ潮が速くなる処でもあるのです。
それにまじで出くわしてしまいました。
潮は向かい潮。
GPSが無いので陸の山とか建物で山立てをするのであるが、どうも進んでいない。1時間が経ち2時間が経ち一向に景色が変らない。そして風も無い。なんてこったー!。ど、ド、怒です。
そして、日も傾きだし水着の姿でデッキで昼寝をしていたママちゃんも、洋服を着だしたころになてようやく東京湾からの恵の風が吹き出したのである。
純帆走体制になる頃には目指す城ケ島灯台も剣崎灯台の光もくっきりと水平線に見える様になってしまいました。
スタボー、クローズホールドでの走りです。
風も徐々に順風になり、いいねー、いいねーなんてI氏と会話を交しながらの航海です。
すると、ママちゃんは体が冷えてきたのかキャビンでうたたね。
そこまでは良かったのですが、しばらくするとキャビンより顔を出し『ウエーーーッッ、ウエーーーッッ』、いきなりだったもんでアドバイスの時間もなし。
トリムするメインシートはお陰でぬるぬる!!!!。コクピットはつるつる。洗いたいけど売却艇なのでバケツなし。しかたないけど一応『怒』(ごめんね、ママちゃん)。
そして、怒怒怒・・・の中23:00頃3人は京急マリーナの桟橋にもやいをとったのでした。
来月は『哀』です。

     

毎年6月第1週に行われてた恒例のセイリングスポット対抗の『全日本ヨット駅伝』は、参加クラブの都合により9月になりましたのでご連絡します。
和気あいあいそして闘志むき出し、レース後の一年ぶりの楽しい会話は9月までおあずけです。
年々参加者が減少していますので、今から参加ティームを作っておいてください。

     

リプル農場ですがほうれん草は既に終り、今はきぬさやいんげんが全盛期です。我が家の味噌汁には初夏のグリーンが毎日毎日です。
でもって、5月中に夏物を植え付けようと思います。ご希望のものがありましたらどうぞ。
今年もなす、プチトマト主体にしようと思っておりますが・・・。

     

釣りはこのところ土日、土日天候が悪く情報が入ってきません。
でも、4月8日水村さんが出たところ真鯛7匹3kg以上の黒鯛4匹でした。
先日迄は暮浜の定置網に大鯵、小わらさが何日も何百Kgもはいっておりました。
漁師さんによりますとまだ居るんじゃないかーとのこと。
現在甘鯛を釣るところにむぎいかが来ています。でも朝9時迄の勝負です。あとはばらけてしまいます。

     

リプルの変化といえばお犬が来ています。
4月2日とある人が突然現われ、お願いしますといって置いていってしまいました。
ラブラドル.リトリバー、雄、3歳、名は『ポケット』(長崎さん命名、どらえもんのポケットの様に夢がいっぱい有るようにとのこと)。
会員さんの小原さん、長崎さんのご好意により健康診断(血液、便虫等)、混合8種、フィラリアなどしました。
いたって健康とのこと。
突然だったもんで気持ちとしては100%になっていませんが、少しづつまーしょうがないかなーなんてなってきました。
犬小屋も友人の大工さんの大井さんがすぐ造ってくれました。
また、お見えになる会員さんの中でめちゃ好きな人がいまして、餌とか、散歩用のつなとか色々頂きました、有難いことです。
朝夕の散歩の仕事が増えましたが、自分の健康管理にもなりますし頑張ってみますか。
でもロングのときどうしよう。なんとかしなくちゃ。

     

P.S.  リプルの会員になったら『ディンギーあげるキャンペーン』を行っています!

 お問い合わせはTEL,e-mail:info@ripple-sc.com まで、、

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